江能広域市町村圏は、江田島町、能美町、沖美町及び大柿町の四町で構成し、昭和47年(1972)に広域市町村圏の設定を受け、平成5年(1993)9月には、自治省から「ふるさと市町村圏」に選定され、構成四町の出資金と広島県の助成金により、『誰もが住んでみたくなるような質の高い定住圏』を基本目標とした5億円の「江能ふるさと市町村圏振興基金」を設置し、圏域の一体的な発展を目指してその運用益金を活用した各種ソフト事業を行っています。
現在、核家族化や生活様式の変化により地域に語り継がれてきたむかし話を伝える機会が少なくなっています。そこでソフト事業の一つとして、江能圏域の貴重な財産であるむかし話を活字として次代へ残そうと「民話集の発行」を企画し、この度ようやく発行の運びとなりました。
当圏域は、記録によると約1300年前には人々が暮らしていたという歴史ある地域で、今年はちょうど西暦2000年というミレニアム(1000年紀)の節目を迎えます。
この民話集が、新たなる21世紀を目前にした貴重な贈り物としてご活用いただければ幸いに思います。
最後になりましたが、民話集発行にあたり、多大なるご尽力、ご協力いただいた栗原秀雄先生(広島文教女子大学短期大学部国文科助教授)及び構成四町から推薦された昔話資料収集委員の方々をはじめ関係各位に心から感謝申し上げます。
平成12年(2000)3月
江能広域事務組合
理事長(大柿町長)平口 武
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