伝説16
石・岩の由来
武士の
懺悔
ざんげ
岩
(能美町)
高田の
遠崎
とおざき
いうて、現在サツキ園がある、あの近くです。その辺りに谷川があって、そこの
両側
はずーっと岩になっとる。その岩に、幅が一寸(三センチ)ぐらいの、指でなぞったような
溝
が六、七間続いて、ついとります。
どうしてそんな
溝
があるのかいうと、昔、人を殺した武士がこの辺に住み着いてノ、人を殺したことを
後悔
して、毎日殺した人の後生を祈ってお経を上げておったんじゃそうです。そして
、
「はあ人殺しなんか
絶対
やるまい」
いうんでノ、刀の刃を落とすためにその岩で
擦
こす
ったんで、あがいな跡がついたいうんですよ
。
(話者 福田順蔵)
武士の懺悔岩
1間は、1.8メートル