【歴史】約千年前の江田島町はわずかな島民が住んでいたに過ぎませんでしたが、源平合戦以後から落武者や庶民が渡り住んで先住民と共に浦々を開いたようです。島の様相を大きく変えたのが、明治二十一年の海軍兵学校の東京・築地からの移転。翌二十二年には町村制が施行され、中郷・向側・矢ノ浦・山田・鷲部・秋月・小用・切串・幸ノ浦・大須・宮ノ原・飛渡瀬で江田島村としました。大正十四年には津久茂村を編入、昭和二十六年十月一日、町制を施行し現在の江田島町となりました。
【史跡】元禄時代建立の土居家長屋門は、町内現存の最古の木造建築物。八幡神宮拝殿は精密な仕上げで高評価をえ、観音堂の十一面千手観音像は鎌倉時代のもので、作者不明ですが素朴な彫りが特徴。
【産業・交通】江田島町のカキは大きくて身が締まって味が良いと高い評価を得ています。またミカンをはじめ他のオレンジ類や、県内一の産地となっているハウスキュウリ、キャベツと青果類も生産が盛ん。
【観光資源】本文話中にも登場する鷹の伝説で知られる古鷹山は、現在では森林公園としてお花見シーズンをはじめ観光スポットにもなっています。合宿や研修に利用されている国立江田島青年の家、旧海軍兵学校の歴史がわかる「ふるさと交流館」など、質実剛健な江田島らしさを感じられる施設が人気。島の沖合いは、釣りの絶好のポイントとして年中多くの人が訪れています。そして潮干狩りは町を代表する一大イベントで、切串人工干潟は県内一の広さを誇ります。
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