【歴史】大原の宝持寺が真言宗の密教の道場として創建されたのが大同二年。平清盛が安芸の守となるさらに百数十年前のことです。昭和二十六年には柿浦や大君、早瀬から古墳時代のものと思われる土器が続々発見され、江能の中でもかなり古い歴史を持つことがうかがえます。明治二十二年の町村制施行により、小古江、大原、大君、柿浦の四ヵ村が合併し大柿村となり、大柿町となったのも昭和二年と、江能四町では最も早く町制が施行されました。そして昭和二十九年十一月深江村、飛渡瀬村が編入して、現在の大柿町の形になりました。
【史跡・伝統文化】推定樹齢約五百年の阿彌陀堂のクロガネモチは、樹高十七メートル、根回り八メートルの巨木で県の天然記念物。平大臣跡、十王堂、平家口碑、羅漢石など平家伝説にまつわる史跡も多くみられます。地元の祭りでは新宮八幡宮大祭やかまど神社奉納神楽があります。
【産業・交通】カキ、アサリや瀬戸の魚、インゲン豆の一種モロッコ豆、甘しょ、ミカン、らっきょう、わけぎなどが知られています。しかし最近は、 近年まで県下一の大生産地だったカーネーション、 伸びつつあるシャクヤクなど、花の生産に力を入れています。
【観光資源】昔は山道が険しく、昔話の舞台となった陀峯山は現在ではドライブウェイが通じ、パノラマ展望台として観光スポットになりました。マリントーク瀬戸内や長浜海水浴場などマリンレジャーの施設もあり、大柿町総合運動公園は町民以外の利用も盛んです。
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